神奈川の高気密・高断熱・高耐震の家づくり,ベスト・プランニング(一級建築士事務所)

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明けましておめでとうございます!

明けましておめでとうございます。

ベスト・プランニングの衛藤です。

今年は年始から能登半島地震や航空機事故など災害が多く起こっています。

南海トラフ地震などの大災害に備えて備蓄品の確認を改めて行ってみるのも良いかもしれません。

 

私事ですが年末は北陸に旅行に行っておりまして、(福井県でしたが)震災に遭遇し、帰りの便は上空で羽田の事故に遭遇し、成田空港から何とか帰宅できたものの家族皆インフルエンザになってしまいました。

厄年とかあまり気にしないのですが、流石に後厄を意識した年末年始でございました。

 

さて、今年もOBの方々より多くの年賀状を頂き、大変ありがとうございました。

今年は新しく家族ができたとか、お子様が大きく成長された嬉しいニュースが多かったですので、個人的な私の厄払いも込めてご紹介していきたいと思います。

 

まずは横浜市S様邸の年賀状です。

ご家族が増え、旅行にも行かれているとのことで、非常に充実した生活を送られているようで嬉しい限りです。

始めて小屋裏エアコンシステムを本格的に採用したS様邸の湿度も安定し、加湿器での湿度制御もうまくいっているようで良かったです。

 

 

次は川崎市N様邸です。

お子様が非常に大きくなって、とても驚きました。

大きな吹き抜けがあるご自宅で、床下エアコンもしっかり効いているようで良かったです。

 

 

次は横浜市I様邸です。

毎年ご家族のお写真を頂いて、お子さんの成長がよく分かりますね。

すっかりお兄さんになりました。

破風の色あせが目立ってきたとのことで、次回の外壁の塗り直しの際に一緒に実施させて頂くと良いと考えます。

破風や軒天は濃い色の方が色褪せは目立ちやすい傾向にあります。

 

次は大和市O様です。

建築直後は赤ちゃんでしたが、すっかり大きくなり女の子ですね。

これからどんどん美人さんになっていくことでしょう。

OBの方の建築現場見学も大歓迎ですので、別途日程を調整させて頂けたらと思います。

 

 

(1/7追記)最後に横浜市Y様です。

お子様が建築直後から随分成長され、幼稚園に入られたようです。

先日クロスの補修でお伺いしましたが、すっかりお兄さんになって、携帯電話もいじれるようになってきました。

子供の成長は本当に早く、お会いするたびにどんどんおっきくなっていきますので、非常に嬉しくなりますね。

 

 

以上で今年の年賀状のご紹介を終えたいと思います。

この他にもご家族の写真を沢山頂き、ありがとうございました。

家は皆さまの暮らしに欠かせないものですから、その暮らしぶりを少しでも拝見できて毎年嬉しく思っています。

私たちの作った暖かい家で、今年も皆さまが幸せに生活されることを祈って本ブログを終えたいと思います。

 

今年も何卒宜しくお願い致します。

伊勢原市O様邸 小屋裏エアコンシステム追加施工

ベスト・プランニングの衛藤です。

今回は2021年にお引渡しをしたO様邸の小屋裏エアコンシステム追加施工について書いていきたいと思います。

 

 

まずそもそも本件はO様邸建築時に夏用エアコンの冷却畳数の選択ミスをしてしまったことから始まりました。

当時は1棟1棟エアコン畳数の選択を外皮計算および日射取得計算から行っておらず、広いご自宅に対して随分小さなエアコンを小屋裏に1台取り付けてしまいました。

2階の廊下につけていれば畳数が小さくともいくらか冷えたのですが、小屋裏に小さなエアコンを取り付けてしまったので、これが失敗でした。

このため、お住まいになってから夏場2階部分が非常に暑いと自宅となってしまいまいました。

大変申し訳ないこととなってしまい、至急対策案を練ることと致しました。

エアコンの畳数を上げることでもいくらか改善は見込めますが、現状の使い方に合わせた効果的な方法を考える事としました。

 

今回、改善の方法は2種類でした。

1つ目は廊下にエアコンを設け、2階を冷却する方法です。

こちらは日中各居室のドアを開けておけばそれなりに冷えるのですが、ドアを開けておかなくてはならないという問題がありました。

更にエアコン設置位置が限られてきますから、外壁に適切なエアコン配管経路を計画しなくてはならず、構造によっては長く外部配管が見えてきてしまうことになり、意匠性が低下してしまいます。

 

2つ目は小屋裏エアコンシステムを導入してしまうことでした。

これは小屋裏エアコンの冷気を各居室に配ってしまうので、ドアを締め切っていてもかなり冷やすことができます。

問題はダクトを各居室に這わせる事と、機械による空気の流れが適切に行われるかよく考えることです。

 

結果として今回は2つ目の手法をご選択頂きました。

O様邸の構造を簡単にご説明しますと、ヘーベルウォール100使用、オプションで樹脂窓のトリプルガラスと床下エアコンをご採用頂きました。

外皮性能はUa値=0.37 W/(K・㎡)、気密性がC値=0.1 ㎠/㎡です。

間取りはプライバシーの問題もあるので、壁と床の面のみ表示したものが下記です。

 

まず選択すべきエアコンの性能を見ていきましょう。

エアコンの性能を決めるためにはどのように家が温められているか考える必要があります。

家が温められる方法は大きく二つあり、①外の温度と室内の温度差を壁の熱伝導で暖められるもの、②直射日光(放射)や壁への日光が熱伝導で伝えられるものの2つです。

①はUa値と外皮面積から計算ができ、とある夏の一日の平均気温(31℃)と室内温度(25℃)では0.75kW程度の仕事で室内が暖められます。

②は日射取得率と外皮面積で求められ、昼間の日射取得量を1時間当たりに換算すると、2kW程度の仕事で暖められます。

Ua値0.3台の家は断熱性が高いので、このように「日射取得によるエネルギー」が「外気との温度差によるエネルギー」よりかなり大きくなります。

②の日射取得量を減らすためには、窓の外側にアウターシェードをつける必要があります。

 

①と②の合計2.7kWを冷却する様にエアコンの畳数を選択します。

エアコンの能力は冷却能力、暖房能力、COP又はAPF(消費電力に対する仕事効率)で決まります。

O様邸では12畳用(3.6kW)を選択しました。

※最も暑いピーク時の計算も行った結果、少し余裕を見ています。

 

さて、これで家を冷やすに十分なエアコンは選択できましたので、次に空気の流れを見ていきます。

小屋裏エアコンに貯めた冷気を各居室にダクトで配っていくわけですが、冷気は暖気と比べ重たいので、各居室の天井にある給気口からストンと真っすぐ室内に落ちていきます。

出口から近い位置にこの給気口があると、冷気がすぐに廊下に逃げてしまいますから、極力出入り口から離れた位置が良さそうです。

上の間取り概要図の〇に囲まれた位置に給気口を設定しました。

 

このように考えた給気位置を考慮し、空気の流れがうまくいっているか確認するために数値解析シミュレーションを行いました。

まず1階から小屋裏まで壁や床、階段を模擬します。

これらを60cm程度ごとのメッシュを作成し(モデル全体で約167万節点)、エアコンには適切な風量と温度(290K=17℃)を模擬する様にします。

初期温度には310K(=37℃)を与え、ダクトに設置した強制パイプファンには100㎥/hの風量で居室に空気を流すように設定します。

対流の効果も模擬したいので、空気には温度に合わせた適切な密度と重力を与えました。

下記がモデル概要図(外壁を取ったもの)です。

図の左手前には吹き抜けが見えています。更に小屋裏には今回使用するエアコン(青色)が見えていますね。

 

このモデルの解析結果は下記の様になります。

ダクトの長さは各居室ごとに異なりますので若干部屋ごとの時間差はあるもの、どの部屋も冷却は行われることを確認しました。

図右上の吹き抜けの部分は1階から暖気がやってきますので、エアコンをつけた直後(解析の範囲)では全部が冷えるところまでは捉えることは出来ませんが、中央に見える階段と右下の居室から流れる冷気が吹き抜け側に流れている様子が分かりますので、家全体として冷却を行うことができます。

 

 

このように概ね冷気が各室に広がっていくことが分かったところで、いよいよ施工を行いました。

後施工の小屋裏エアコンシステムは基本的には非常に難しいのですが、その理由の一つとしてエアコンを設置する配管がない事が挙げられます。

断熱材を厚く吹きますので、配管経路によっては小屋裏にエアコンを増設できないわけです。

加えて、ダクト経路の問題もあります。各居室にダクトを敷設するためには、小屋裏にそれなりのスペースが必要になります。

O様邸ではどちらの条件もクリアできそうでしたので、小屋裏に入るための点検口を1点設け、施工を実施しました。

内側からは強制パイプファンを4点設置し、それぞれをコントローラーするためのスイッチを設けました。

 

 

パイプファンから各居室に断熱ダクトを設置した様子が下記です。

ところどころ躯体から吊り下げて、変な曲がりがないようにします。

 

 

ダクトの入口出口部分は少しでもダクトの曲率が大きくならないように注意します。

ダクトのR部による圧力損失はかなりの量になるので、少しでもロスを減らすために工夫します。

 

 

各居室の出口の給気口にカバーをつけて作業は完了です。

実際に新しい空調システムを使用して頂いたところ、バッチリ機能し、快適な環境となったとのことでした。

 

このように小屋裏エアコンシステムは非常に簡素なシステムですが、計画を丁寧に行うこと安価に導入を行い、低ランニングコストで快適な室内空間を実現することができます。

 

現在弊社の注文住宅及び分譲住宅はこちらの小屋裏エアコンシステムをご提案しています。

一棟一棟状況間取りや日射取得異なるため、導入前には必ずシミュレーションを行って実現可能か確認をしてから採用をしておりますので、大きく外すことはないです。ご興味頂いた方は是非弊社までお問い合わせください。

(OBのお施主様におかれましては、導入可能な間取り、躯体性能値がございますので、全てに適用できるわけではないことをご承知おきください)

 

それでは今回はこの辺でブログを終えたいと思います。

最後までご覧頂き、大変ありがとうございました。

明けましておめでとうございます!

ベスト・プランニングの衛藤です。

昨日より休暇を頂き、本日より営業を開始しております。

 

今年もOB様より沢山の年賀状を頂き、大変ありがとうございました!

いくつかご紹介していきたいと思います。

 

 

弊社のお客様はお若いご夫婦が半分近くを占めておりますが、お引き渡し後にご家族が増えることもしばしばです。

こうしたご連絡を受けると、非常に幸せな気持ちになります。

一方でわんぱくなお子さんにあちこち傷つけられたOBさんも・・・!

お子さんも多く、元気な姿が目に浮かびます。

床のへこみは家族の歴史ですから、私自身はあまり気にしないようにしています。

 

続いてはすっかり大きくなったお子さんも。

建築時にご子息が小学生という事がたびたびございますが、数年でびっくりするくらい顔つきが子供から大人になりますから、写真を見て驚かされます。おっきくなったなぁと社員一同拝見させて頂いております。

 

暖かいおうちで、快適にお過ごしというご連絡も大変私たちの励みになります!

ご家族全員で暖かく暮らして頂いているとのことで、嬉しい限りです!

お子様もすくすくと成長しているようです。

 

弊社をお選び頂き本当に感謝です。

改めて他社さんご検討中に弊社にいらしたことを思い出してしまいました。

私自身根っからのエンジニアで、営業ができずにうまく伝えられない点をいつも反省しておりますが、こうしてお選び頂き、暖かい家で幸せに過ごして頂いていることを知るたびに嬉しくなります。

 

家は人が手で作り、人にが住むことで活性化される生き物ですから、人生と寄り添って長く幸せな時間を作っていくことを願っております。

今年も多くの素敵な家をご提供できるよう頑張って参りますので、何卒宜しくお願い致します。