ベスト・プランニングの長沼です。
前回に引き続き寺尾北分譲住宅の上棟の様子をレポートをしていこうと思います。
※本物件について、多くのお問い合わせを頂き大変ありがとうございました。
完成間近ですが、既にご成約となり、販売は致しておりませんのでご了承下さい。
今後建売住宅は、相模原市緑区長竹、秦野市、大和市西鶴間と進めて参ります。
注文住宅とほぼ同等の高性能住宅ですので、ご興味をお持ちの方はお早めにお問い合わせください。
上棟の日は、朝から大工さんが集まり、準備を始めます。
通常クレーン車を利用し、作業を進めていきますが今回は前面道路が狭いため、クレーン車ではなく荷揚げ屋さんの手を借りての作業となりました。
まず最初に1階の柱を配り立てていきます。
柱の上下にはほぞ、土台にはほぞ穴という凹凸の加工がされており、それに合わせて立てていきます。
柱を立てたら胴差と呼ばれる横架材をかけていきます。柱だけだと現時点ではほぞによって立っているだけなのでとても不安定なので胴差を設置することによって柱は安定します。
胴差と並行して内部の梁も架けていきます。胴差、梁を架け終えると歪みがないか確認し、金物を締めていきます。
梁の金物を締め終わったら2階の床板を並べていきます。
床板は足場を確保してから並べ釘打ちし固定していきます。梁と床合板は釘によって締結されていきます。
床板を並べ終わったら2階より上の分の材料を上げていきます。
床板の施工が終わったら、2階の分の材料を上げ、1階と同様に2階の柱、梁を施工していきます。
小屋裏も同様に作業が進み、母屋、桁、棟木が取り付けられ棟木から軒桁にかけて登り梁が架けられます。
通常の梁のように水平方向ではなく屋根のなりに沿って斜めに架けることで小屋裏の空間を確保することができます。
登り梁は屋根荷重だけでなく、地震力なども受けることができます。
午前中のうちに母屋、棟木までかかり・・・
午後からは棟木から軒桁に向かって架け渡し野地板を受ける垂木が取り付けられました。
この日は昼頃から雨が降り出してしまいましたが、無事に野地板の施工まで終えることができました。
最後に野地板を張り、この日の作業は終わりました。