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基礎

座間市南栗原 分譲B号棟 基礎

初めまして。ベスト・プランニングの長沼です。

1年半ほど新築現場の施工管理の仕事に携わっていますが、まだまだ経験不足で分からないことも多いので自分自身の勉強も兼ねて書いていきます。

 

私の方からは、座間市南栗原分譲B号棟のレポートを記載していきます。

 

まずは、基礎の立上り部分のコンクリート打ちの様子です。

 

 

外周部に立上り部の断熱材を設置しています。底盤面の断熱材は上棟後に外周部に幅500mm程度で敷きこまれます。更にコンクリート底盤面の下側には、コンクリートを打つ前に同様の断熱材を全面に敷いています。

コンクリート打設時に断熱材が汚れてしまわないように、上部にピンクの養生テープで養生がしてあります。上棟後、立上りの断熱材と土台の間の隙間は発泡ウレタンで埋めていきます。

 

 

ミキサー車によって運ばれてきた生コンをポンプ車で打設箇所に流し込んでいきます。

この際に基礎と土台を緊結するアンカーボルトの垂直をみます。

これが垂直でないと土台を敷くときに基礎と土台を固定するのに手間がかかってしまうからです。

 

 

バイブレーターで内部の空気を抜いて空洞ができないようにしていきます。

バイブレーターは、かけすぎるとモルタル分だけが表面に上がってきて、砂利などの粗骨材が底に沈んでしまう材料分離を起こしてしまいます。

振動部直径の約10倍とされている有効範囲ごとに等間隔に挿入して、コンクリート容積の減少(コンクリート表面の沈み込み)が止まり、表面にペーストが平均的に浮上して光を帯びたように見えれば締固めは終了です。

 

 

最後に表面を鏝で均して完成です。

一般的な建物の場合、夏場は3日以上、冬場は5日以上経過すれば型枠を取り外しても良いそうです。

 

以上で、南栗原分譲Bの基礎のレポートを終えます。

今後も南栗原分譲Bのレポートを続けていきますので、是非ご覧ください。