ベスト・プランニングの長沼です。
前回に引き続き、座間市南栗原分譲B号棟の上棟のレポートをお届けします。
まず、1階の柱を立てていきます。
土台に開いている「ほぞ穴」に柱のほぞ(差し込むために凸型に加工された部分)を合わせて立てていきます。
2022/1/28 撮影
柱を立て終えたら、梁を架けていきます。
この梁は柱と柱を結ぶ部材で、垂直荷重及び地震時の荷重に抵抗するための役割があります。
柱同士にかかる大梁をかけ終えたら、小梁をかけていきます。
基本的に大梁と大梁の間にかける梁で、垂直荷重のみを受け持ち床板からの積載荷重を大梁に伝えます。
梁が全てかけ終わったら、梁と梁が直交する部分をボルトで緊結していきます。
直交する全ての箇所を留めていくので、かなりの数のボルトを使うことになります。
ボルトを留め終わったら、床合板を貼って2階の柱、梁と作業が続いていきます。
2階の梁がかかったら、最後に小屋組です。
梁の上に小屋束を立てて、その上に母屋と棟木で斜面を形成し垂木を取り付け、破風板、野地板を設置して完成となります。
(写真は、垂木を取り付けた状況です。)
以上で、南栗原分譲B号棟 上棟のレポートを終わります。
次回は、内部施工の様子をお伝えいたします。