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建築現場レポート

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内部施工2

海老名市H様邸 断熱施工・内部施工2

神奈川で快適をデザインする工務店、ベスト・プランニングの衛藤です。

今回は、断熱施工及び内部施工(2回目)の現場レポートです。大きな吹抜けを中心に、天井の羽目板施工や、母屋下がり(斜め天井)のボード張りなど、仕上がりの“見た目”に直結する工程が進んできました。吹抜け部分は、内装(壁紙)施工に向けて内部足場を施工を進めていきました。

 

 

2021.12.13 撮影
壁の断熱施工が進み、室内側から見ると充填がしっかり確認できる状態になっています。断熱は「入っていればOK」ではなく、厚みが確保できているか/欠損がないか/配線まわりに隙間が出ていないかが性能を左右します。特にコンセント・スイッチボックス周辺、柱と間柱の取り合い、窓まわりは隙間が出やすいポイントなので、現場ではこうした箇所を重点的にチェックしながら進めています。断熱欠損は局所的な冷えや結露リスクにもつながるため、「見えなくなる前」の確認が重要です。

 

 

吹抜けを見渡せる位置からの1枚です。大空間のある家は開放感が魅力ですが、その分、施工面では安全確保と段取りがとても大切になります。写真でも吹抜け開口部が確認できますが、こうした開口は転落リスクがあるため、工程に合わせて仮設の養生や足場計画を組み、作業動線を確保していきます。写真右には大工さんの作業場も確認できますね。

 

 

母屋下がり(斜め天井)の施工状況です。敷地の都合上発生してしまった母屋下がりは施工としては平天井より難易度が上がります。斜め面は光が斜めに当たりやすく、わずかな不陸でも仕上げ(クロス)の陰影で目立ちやすいですが、大工さんが非常に丁寧に施工しておりましたのでクロスの仕上げも良くなりそうです。こうした斜めの取り合いは大工さんの腕の見せ所です。

 

天井羽目板の納まりが見える写真です。羽目板は木の表情がそのまま出るため、仕上がりの質感に直結します。特に木は湿度で伸縮するので、端部の逃げや取り合いの納め方を丁寧に考え、将来的な反り・隙を抑えます。天井でも長手方向真っすぐに寸分違わず施工していく大工さんはプロですね。

 

 

2021.12.24 撮影
吹抜けを含む大空間で、天井羽目板が面として見えてきました。吹抜け部分は、下から見上げた時に天井が主役になることも多く、羽目板の方向や割り付けで印象が大きく変わります。また、写真下部には吹抜け開口があり、まだ作業中のために仮設の足場板が設置されています。次の内装工事(壁紙)ではこちらの仮設足場はなくなり、代わりに内部足場を立てる計画です。

大工さんは自分が動きやすいように最後にふさぐ壁を良く考えながら進めているようです。

 

 

こちらは1階の様子です。1階天井のボード張りが進み、空間の輪郭がより明確になってきました。天井ボードは、仕上げの平滑さを左右するため、ビス間隔・継ぎ目の位置など、基本を確実に守ることが大切です。特に大きな面では、ほんの少しのズレが連鎖して最終的な“面のうねり”になりやすいので、1枚1枚微調整しながら丁寧に施工していきます。写真右手にはキッチン用ダクトも見えますね。

 

 

2022.01.10 撮影
造作工事も進み、枕棚と中段棚関連の施工が確認できます。収納内部は完成後に物が入るため目立ちにくい一方で、実は使い勝手を左右する重要ポイントです。枕棚は荷物の重みがかかるので、受け材の入れ方・固定位置(下地)が大切になります。こうした造作は既製品と合板などを組み合わせて施工していきますが、いつも同じ寸法であるわけではないので、一つ一つ採寸して加工し、組み立てを行っていきます。

 

 

2022.01.30 撮影
吹抜け手摺が取り付けられ、空間の“完成イメージ”が一気に見えてきました。こちらの木製手摺は腰壁と異なり、開放性を出すことができます。現場では、手摺の高さや、縦格子の間隔などを良く考えて施工します。見た目がスッキリしていても、下地が弱いと揺れやきしみの原因になるため、構造材へ確実に固定し、長く安心して使える納まりにしています。

 

 

この写真は内装(クロス)前の下地処理、いわゆるパテ処理の工程です。ボードの継ぎ目やビス頭は、この段階で平滑に整えておかないと、仕上げ後に光で凹凸が浮き出てしまいます。パテは通常、下パテ→上パテと2回に分け、乾燥と研磨を挟みながら面を作ります。写真中央には吹抜け対応の内部足場が組まれており、大空間でも安全に上部の処理ができるよう段取りしています。大工さんのボード施工が丁寧なので、パテ施工は他社さんの現場より比較的容易とのことです。

 

 

壁紙はパテの工程までですが、今回はここまでで終えたいと思います。

 

次回はいよいよH様邸完成の様子をお伝え致します。