ベスト・プランニングの衛藤です。
8月は会社全体で長期休暇を頂き、お客様にはご迷惑をおかけいたしました。
相変わらず建築確認申請の審査期間は長い様でして、ご検討の前倒しのお願いを致している状況です。
来年の工期も少しづつ決まり始めておりますので、建築をご検討の方はご来店の際にご希望の時期をお伝えください。
さて、今回は開成町A様邸の2回目のレポートです。

2021.9.22 撮影
まずは断熱施工の様子からです。
屋根部分には吹付断熱材(フォームライトSL)を充填しています。
屋根断熱を採用することで、小屋裏の温熱環境を改善し、外気の影響を受けにくい快適な空間を実現できます。
特に吹付断熱は隙間なく施工できるため、気密性能の向上に直結します。
これによりUa値・C値の両面で性能が確保され、省エネ性の高い住まいとなります。

壁面にも同様に吹付断熱を施工しました。
壁面はほぼいっぱいに吹付けられている様子が見て取れます。
木下地の間に密着させて吹付け充填するため、隙間をしっかり防ぐことが可能です。
また、コンセント周りや筋交い部分など複雑な箇所にも発泡材がしっかりと入り込むため、熱橋を最小限に抑える効果があります。
写真の様に内部からは手前の筋交いだけが見える状況になります。

1階壁の室内側には「可変透湿気密シート」を施工しました。
このシートは季節や室内外の湿度環境に応じて透湿抵抗が変化し、冬場は湿気を抑制、夏場は内部の湿気を逃がす働きをします。
これにより壁体内結露のリスクを低減し、断熱材の性能を長期間維持することができます。
※現在、耐力面材がモイスの時のみの仕様です。

2021.10.12 撮影
内部では階段周りなど複雑な造作工事が進んでいます。
A様邸では特にスキップフロアとしたことから、階段廻りの造作が複雑になりました。
こうした複雑な構造では、細部がおかしな仕上げとならぬよう、設計、大工さん共に細かい配慮が必要となります。
そして大工さんがひとつひとつ丁寧に組み上げています。
こうした細かな施工が、完成した時の自然さや、後ほどの不具合を減らすことに繋がります。

フロアや間仕切り壁の工事が進んでいます。
ピンク色に見えている壁は、12.5mmの石膏ボードです。
内部の構造が少しずつ居室の形を成してきましたね。
先に広く作る壁などを実施し、細かい部分を後回しにしている様子が分かります。
毎回どのような順番で施工すると綺麗に見えるか、大工さんは真剣に考えています。

2021.10.26 撮影
こちらは完成した階段廻りの壁の様子です。
上の写真と見比べると、骨組みと出来上がりの様子が比較出来て興味深いですね。
まだスキップフロアから2階に上がる階段がありませんから、こちらは最後に施工ですね。

こちらは1階のダイニングに設けられた大きなFIX窓です。
窓の下には造作カウンターの工事が進んでいます。
現場で大工さんがサイズを調整しながら取り付けていくため、空間にピッタリと収まります。
お客様の生活スタイルに合わせた使い勝手の良い造作も、私たちの家づくりの特徴のひとつです。

外では同時に外壁の工事が進んでいます。
写真はALCパネルの加工の様子を収めています。
窓や配管などの形状に合わせて、それぞれのパネルから切り出して作っていきます。
外壁はこのパネルの模様と塗装の色で外観が大きく異なります。

こちらはALCパネルの完成の様子です。
外壁の継ぎ目部分にはシーリング(コーキング)を充填しています。
外壁材の目地処理は防水性を左右する大切な工程で、耐候性が高く、変形に対する追随性のよいシーリング材を使用しています。
これにより雨水の浸入を防ぎ、長期間にわたり美観と耐久性を維持します。

外壁と同時に軒天(のきてん)の施工も進んでいます。
A様邸ではオプションの木目調の軒天材をご採用頂きました。外観に落ち着きと高級感を与えるだけでなく、耐久性やメンテナンス性にも優れています。
写真奥に見える黒い部分は換気口で、屋根の湿気を効率よく排出し、内部結露を防止する重要な役割を果たしています。

以上で今回の建築現場レポートを終えます。
次回はいよいよ完成のレポートをお伝え致します。