神奈川の高気密・高断熱・高耐震の家づくり,ベスト・プランニング(一級建築士事務所)

建築現場レポート

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内部施工1

開成町A様邸 内部施工1

ベスト・プランニングの衛藤です。

更新が4か月も止まっており申し訳ない限りです。

今年の年始から多くのお客様から問い合わせを頂き、多くのお客様にお選び頂き大変ありがとうございました。

年内は非常に建築が立て込んでおりますが、建築をご検討の方は是非ご相談ください。

 

さて、更新が止まっておりました開成町A様邸の内部施工1回目の様子をレポート致します。

 

2021.8.24 撮影

まずは壁の耐力要素となる筋交(すじかい)と構造用面材の取り付けの様子を示しています。

写真のように「たすき掛け」で配置された筋交(ダブル)は、地震時の水平力を受け持つ重要部材です。

接合部にはN値計算で定めた金物を採用し、筋交だけで高い壁倍率を取っています。

面材にはモイスを使用し、筋交と耐力面材で地震に強く耐える設計を取っています。

 

 

黒く塗られている部分は基礎から1 mの高さまで行う自然塗料の防蟻処理です。

薬剤を木材に塗布し、シロアリを寄せ付けません。自然素材由来の防蟻材ですので、人への影響もないことが特徴です。

基礎と土台の取り合いには気密パッキンを挟み、気流止めと同時に白蟻の侵入経路を遮断しています。

 

 

屋根裏を見上げると、白い不織布でできた「ルーフスペーサー」が確認できます。

これは垂木間に通気層を設ける部材で、屋根面の断熱材(発砲ウレタン)との間に通気層を確保することで、野地板や断熱材を通してやってくる湿気を滞留させない様にしています。

このようにすることで透湿性の低い野地板の健全性を保つ役割を果たしています。

 

 

開成町A様邸では家の中に多くの段差を多く計画されました。

写真に撮影されているのは吹抜けと中二階の様子です。中二階は子供を中心に団らんができるスペースを設けています。

床合板は28 mmの構造用合板を剛床工法で採用し、ねじり荷重に対する耐震性を更に向上させています。

写真の中央奥は吹抜け部で、作業のため暫定の足場を設けています。

 

 

屋根材は軽量な瓦を採用しています。瓦形状で高い剛性を確保しつつ、重量は一般的な屋根材と同等です。

耐風性能が高く、メンテナンスは20年(メーカー推奨)に一度塗替えばよい屋根材です。

写真に写る黒い突起は「雪止め金具」で、雪の一気な落下を防いでいます。

写真は下屋の屋根で、足場が必要なので屋根用の荷重を受ける足場を設けています。

 

 

2021.9.17 撮影

こちらはユニットバスの設置前工程です。

オレンジ・ブルー・ピンクの配管は先に敷設した水道配管です。基礎の外周部は写真の様に固形の断熱材で覆われていますので、浴室が冷めにくくなっており、床下エアコンとの相性も良いです。

配管貫通部は発泡ウレタンで気密処理し、基礎下からの漏気をシャットアウトします。

 

 

こちらは大工さんの造作の様子です。

広い場所に造作台を設けて、作業の基地としています。

天井の下地もある程度終わり、空調の配管も見えていますね。

 

 

こちらは2階の天井の下地の様子です。

丁寧な作業で、下地材が整然と並んでいる様子が見て取れます。

下地は石膏ボードを貼ると見えなくなってしまいますが、手抜きを行うと後々の内装の耐久性にも影響を与えますので、長寿命住宅に丁寧施工は欠かせないのです。

 

 

最後は電気工事で設置された熱交換型第一種換気システム(全熱交換効率80 %以上)の本体です。

外気導入時の熱損失を大幅に低減し、室温変動を最小に抑えます。ダクトは外気との間を断熱フレキダクトを採用し、結露防止とダクト表面温度の安定化を図っています。

ベスト・プランニングではお客様のご希望の換気システムを使用できますが、お勧めはダクトありの1種換気です。

 

 

以上で開成町A様邸のレポートを終えたいと思います。

次回は断熱施工と内部施工の2回目をお伝え致します。