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建築現場レポート

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上棟

茅ヶ崎市H様邸 上棟

ベスト・プランニングの衛藤です。

今月も多くのお問合せを頂きありがとうございました。

今年は住宅の取得価格が大変上昇して、特に土地の入手に皆さま苦労されているようです。

建築費は弊社でも若干の値上げはありましたが、性能vsコストのパフォーマンスはより優れていると自負しています。

 

さて、本日は大変お待たせしてしまいましたが、茅ケ崎H様邸の上棟の現場を詳しくレポートします。

上棟は家づくりにおいて非常に重要な節目であり、家の骨組みが一気に立ち上がる瞬間です。

当日はあいにくの雨模様ですが上棟安全に配慮して行いました。さあ、それでは上棟の現場を覗いてみましょう。

 

2021/6/14 撮影

作業開始前、職人さんたちが集まっている様子を撮影しました。

上棟は多くの人手が必要な作業であり、各々の役割がしっかりと決まっています。

事前の打ち合わせで、作業の流れや安全面の確認がしっかりと行われた後、いよいよスタートです。

 

 

最初に、家の骨格となる1階の柱が次々と立てられていきます。

1本1本、慎重に位置を確認しながら設置され、徐々に家の形が見えてきます。

柱は梁からの荷重を受ける部材ですから、この工程は、家の耐震性にも大きく関わる重要な作業です。

ちゃんと柱のほぞが、土台のほぞ穴に入っているか梁を入れた後にまた確認を行います。

 

 

1階の柱が立ち終わると、次に胴差(どうざし)という部材が取り付けられます。

胴差は柱同士を繋ぎ、建物全体の耐久性を高める非常に重要な部材です。

しっかりとした胴差の取り付けにより、家全体が一体化され、強度が向上します。

大工さんも次の梁の設置の工程に安定した足場をできるので、まず胴差から決めていきます。

 

 

次に、1階の梁(はり)が組み上げられます。

梁は、家の重量を支える重要な部材で、上に建つ階や屋根の重さを下方に伝達させる役割を持っています。

梁がしっかりと設置されると2階の水平やかね(垂直)がしっかり出ますから、叩き入れる荒い作業ながら丁寧に確認をして進めていきます。

 

 

小梁や金物が次々と取り付けられていく様子を撮影しました。

小梁は、1階の床や屋根を支えるための部材であり、構造的には小さなパーツですが、床の荷重伝達には重要なパーツです。

また、金物は耐震性を確保するために重要な役割を果たし、地震などの揺れに強い構造には非常に大事な役割を果たしています。

 

 

建入れ(たていれ)という作業が行われています。

これは、柱や梁が真っ直ぐに立っているかどうかを確認し、必要に応じて微調整を行う工程です。

建物全体のゆがみを整えるために、非常に重要なプロセスです。

ここでの正確な作業が、最終的な仕上がりに大きく影響を与えるので大工さんもかなり慎重に丁寧に作業を行います。

 

 

次に進むのは、2階の柱を立てる作業です。

1階と同様に、丁寧に柱を設置していきます。

2階の柱が立ち上がることで、家全体の高さとボリュームが一層感じられるようになります。

高所での作業も増えるため、足場板などの安全対策をしっかりと講じながら進められます。

 

 

続いて、2階の梁が組み立てられます。

ここでは、1階と同様に梁が水平に取り付けられ、家全体の構造がより一層完成に近づいていきます。

2階の梁がしっかりと組み上げられることで、家の骨組みがほぼ完成形となります。

写真の様に手で持ち上げて柱を入れ込むこともしばしばあります。

 

 

2階まで出来上がると次はいよいよ屋根を受ける小屋組みを作っていきます。

柱の代わりになる小屋束を設置した後、梁と同様の機能を持つ母屋(もや)が取り付けられます。

母屋は、屋根の構造を支える非常に重要な部分で、やはりゆがみをみて真っすぐ取り付くことに注意して進めます。

 

 

こちらは「垂木(たるき)」が設置された様子です。

垂木は屋根の下地となる野地板を支えるために非常に重要な部材で、これによって屋根全体の骨組みが完成します。

垂木は間隔を均等にしっかりと固定されることで、屋根の重量を適切に分散させ、強度を保つ役割を果たします。

まだ野地板は貼られていませんが、屋根の面が目に浮かびますね。

ちなみにこの垂木には栂(つが)という木材が使われています。

 

 

次に小屋裏の様子です。

小屋裏は、屋根の内部空間であり、通常は普段目にすることが少ない部分です。

個人的にはこの内側からの眺めが好きです。

大工さんと関係者しか見れない景色なので、なるべく写真を撮る様にしています。

主要部材同士を固定して倒れない様にするために、雲筋交いという細く長い部材で梁や小屋束同士をつないでいます。

 

 

最後に「野地板(のじいた)」の設置です。

野地板は、屋根の骨組みの上に敷かれる板で、屋根の外観を形作るだけでなく、屋根材の自重や受けた荷重を適切に配分する、いわば床板のような機能もあります。

職人たちは高所での作業を安全に配慮しながら、丁寧に板を敷き詰めていきます。

釘の本数が大変多いので、機械を使うとはいっても大変な作業です。

この作業が完了することで、上棟作業はほぼ終了です。

天気も雨が上がって晴れてきましたね。

 

 

今回のレポートはこれで終わります。

上棟という家づくりの中でも特に大切な瞬間をお伝えしました。

家の形が一気に見えてくるこの工程は、お客様にとっても感動的な場面です。

それでは次回のレポートもぜひお楽しみに。