ベスト・プランニングの衛藤です。
皆さまGWはいかがでしたでしょうか。
展示場には多くのお客さんにお越し頂き、大変ありがとうございました。
今年のGWも事前にハウスメーカーをご覧頂いた後に弊社にお越し頂いたお客様が多かったように思います。
また、気密性を重視してお越しになったお客様もいらして、性能への関心が高まっていることを感じました。
さて、今回は横浜市S様邸の内部施工1回目のレポートをお伝えします。

2021/5/5 撮影
上棟が終わったら、まず大工さんは筋交いや間柱、金物を設置していきます。
写真では大工さんが何かしらの造作を行っている様子です。
鉄砲と呼ばれる釘を打つエアツールを片手に、何か組み付けていますね。
このようにまずは躯体自体を更にしっかり固定して、骨組みを完成させていきます。

次は2階の構造の様子です。
S様邸では4寸の柱と梁をご選択頂きました。
太い柱と梁は構造材の材積が大きく異なり、目で見ただけでその材料の多さが分かります。
最終的に仕上がってしまうと木は隠れてしまうので、躯体の丈夫さは気にならなくなりますが、実際はこのように家ごとに全く異なるのです。
耐震等級1と3は1.5倍も強さが異なりますが、筋交いや耐力面材も同様に壁に埋もれて全く分からなくなります。
耐震等級であれば検査も受けますから、書類等でその強度は確認することは可能です。
一方で検査を受けない造作であれば、どのように作っても建築主には分かりません。
大工さんが適当に作っても丁寧に作ってもプロでないとなかなか見分けがつかないでしょう。
日本の家づくりの恐ろしさであり、ちゃんとした工務店を選ぶ大切さがここにあります。

次は1階の躯体です。
まだまだ設置されていない材料が沢山置いてありますね。
ここから数日間、窓台(窓を設置する台)や間柱など多くの部材を設置していきます。
写真左側には木の柱が連続して見えます。
これは主に意匠性を高めるために計画された柱です。

2024/5/17 撮影
上棟後2週間程度経過すると、サッシを取り付ける準備が整います。
この日は朝からサッシの搬入が始まりました。
大きな窓のサッシはそれなりに重たいですから、大工さんと現場監督2名で丁寧に取り付けていきます。
窓の下地は丁寧に作られていますが、設置時は水平や隙間を丁寧に確認しながら作業を進めます。

次は屋根の様子です。
上棟後、天井にルーフスペーサーという部材を取り付けていきました。
これは屋根の断熱材と野地板のために隙間を作る部材です。
屋根の野地板は合板ですから、湿気に弱い部材です。
屋根を長持ちさせるために、野地板と断熱の間に隙間を作って空気を流すことで、乾燥した状態を保てるようにしているのです。

次は耐力面材モイスと防蟻処理です。
耐力面材は筋交いと一緒に地震荷重に耐える重要部材です。
弊社では1階にモイスを、2階にタイガーハイパーEXを使用することが標準仕様になっています。
モイスは調湿性と高い耐震性、防蟻性を兼ねそろえた建材です。
若干高価で施工性も非常に悪いですが、上記のような理由から1階には積極的に使用する様にしています。
防蟻処理は写真の様に天然素材由来の黒い墨の防蟻処理剤を使っています。
体に悪い影響を与えない様に、こうした墨の防蟻処理剤を使用しています。
白アリがいそうな地域や、防蟻が気になるお施主様にはホウ酸処理をお勧めしています。

2021/5/28 撮影
こちらは内部造作を行うための作業台を撮影しました。
既に天井の下地が作られている様子が分かります。
S様邸はかなり広いので、作業台を置いてもまだまだ十分スペースがありますね。

最後に電気工事の様子です。
吹付けウレタンを行う前の最後の施工が電気工事になります。
予めスイッチの位置やコンセントの位置に配線を行い、またこのタイミングで換気のダクトも施工をします。
吹付け断熱の際、壁側の配線は埋まってしまいますので、先に配線をしておく必要があります。
S様邸ではコンセントを沢山設置頂きましたので、電気屋さんにはいつもより多く時間を取って、丁寧に施工を頂きました。

以上でS様邸の内部施工1回目のレポートをお送り致しました。
次回は断熱施工を含めた2回目のレポートをお送り致します。