ベスト・プランニングの衛藤です。
10月は多くのお客様にご来店頂き、大変ありがとうございました。
綾瀬事務所の周辺で2棟の建築があることは稀でして、躯体構造と完成間近の弊社のものづくりを見て頂く事ができて、非常に嬉しく思っております。
既に来年の工事予定が埋まりつつありますので、建築をお急ぎの方は早めにご相談下さい。
新築の検討が立て込んでいる都合上大変遅くなってしまいましたが、今回は伊勢原市O様邸の内部施工2回目のレポートをお送り致します。
今回は石膏ボード施工と壁紙施工、外壁工事をお伝え致します。
2021.4.21 撮影
断熱工事が終わると、床のフローリングを貼り、壁の石膏ボードを貼ります。
大工さんによって施工する順番は異なりますが、この大工さんは壁の石膏ボードを天井の石膏ボードに先駆けて施工しています。
石膏ボードは有害物質を分解する効果のあるハイクリーンボードを使用しています。
弊社の建材は 「F★★★★(エフ・フォースター)」の建材を使用していますが、このフォースターはホルムアルデヒドなどの有害物質が全くでない、という事ではないのです。
そこで念のためにこうした建材を使用しています。
次は吹き抜け部分の様子を撮影してみました。
外周部分は石膏ボードが貼られていますが、天井と吹き抜け部分の石膏ボードはないことが分かります。
危険の無いように足場板が設置されていますので、取り外された後に施工を進めるようです。
次はパイプスペースを撮影してみました。
下水パイプが上下に設置されていて、パイプの奥には石膏ボードが見えますね。
このパイプスペースはこの後囲われることになります。
2021.5.25 撮影
大工さんの木工事が終わった後は、石膏ボードに壁紙を貼っていく作業となります。
壁紙を貼る際には丁寧にその下地を作ることが大事です。
壁紙の下地はパテや下地コーナーといった部材を使って、石膏ボードの段差をなくしたり、綺麗な隅を作っていきます。
大工さんの石膏ボードがとても綺麗にはれているで、パテの量は比較的に少ないようです。
写真の様にボードの隙間やビス穴、壁の角部が主なパテの作業の適用部位になります。
こちらは壁紙を貼っている様子です。
壁紙は上から下に貼っていきます。既に貼った壁紙と重ねて切りながらピタッとくっつけていきます。
模様がある壁紙の場合はこの模様も綺麗に合わせて貼っていきますので、難度はぐっと上がります。
壁紙は糊で貼っていきますから、最初は幾分水分を含みます。
乾くと時々隙間が発生する場合がありますので、弊社ではこうした隙間については2年間経過するまでに1度壁紙の補修を無償で行っています。
次は内部施工ではありませんが、外観の様子をお示しします。
この日は外部にパワーボードを貼っていました。
パワーボードは横長の部材を切って整形して貼っていきます。
窓などの開口部周りは基本的にパワーボードを切っていきますので、開口部が沢山あるほど割り付けや加工が大変になるようです。
外部では職人さんが切り出したパワーボードをを貼り付けていました。
角は役物といってデザイン的な面と収まりの面から長方形ではない部材を使用し、先にそれを設置したうえで中間部のパワーボードを施工していくようです。
職人さんの足元には加工したパワーボードがありますね。このパワーボードを下屋の部分にぴったり合う様に施工していくようです。
以上で今回のレポートを終えます。
次回はいよいよ完成の様子をお伝えいたします。
次回もお楽しみに!