ベスト・プランニングの衛藤です。
川崎市K様邸の2回目は上棟の様子をお伝えいたします。

11/21/2018
いよいよ上棟当日になりました。
前日足場を掛けた日はあいにくの雨でしたが、当日は天気に恵まれました。
朝7時過ぎに徐々に大工さんやクレーン屋さんが集まりだします。
1階の材料も既に搬入済みです。

8時前くらいから建前が開始になりました。まずは柱を立てて並べていきます。
K様邸はヘーベルウォール100を採用頂いておりますので、4寸(120mm)の柱を使用しました。

次に2階の外周の梁(胴差)を設置していきます。
ぐるり一周並べると構造全体が安定し、梁が掛けやすくなります。
クレーンで持ち上げ、定位置に下ろした後、掛け屋(大きい木槌)で部材同士を入れていきます。

胴差が終わった後は大梁、小梁を入れていきます。
写真の様に皆で役割分担をして作業を進めていきます。掛け声と木槌でドンドンと叩く力強い音が響きます。

構造材の端には通し柱を使うことが多いです。
通し柱には予め金具が仕込まれており、金具と胴差を締結することで通し柱と結合されます。

胴差と金具は「ドリフトピン」という金具で結合されます。
その他の結合と比べ、断面欠損が小さく部材側の強度が低下しにくいという特徴があります。

2階の梁まで設置が完了したら、柱の鉛直の具合を整えていきます。
「下げ振り」という道具を使って鉛直の具合を確認し、「屋起こし」という道具で構造全体を押して調整していきます。
最後に鉛直がしっかり取れたところで、仮筋交いを設置し固定していきます。

1階の金物を全て設置した後、2階の床板を敷いていきます。
2階は弊社標準では28mmの剛床を採用しています。クレーン車で材料を上げ、素早く設置していきます。

徐々に家のかたちになってきました。外から2階の材料をクレーンで搬入していきます。
午前中はここまでで終了です。

午後はまず1階と同様に柱を立て、梁を設置していきます。

2階も同様に鉛直を確認して、金具でそれぞれの部材を締結していきます。
柱と梁は「ほぞ」で締結されているので、引張方向の力は伝達できません。
そこで写真のような短冊金物と呼ばれる金具で締結することで引張荷重の伝達が可能になります。
下記は弊社の現場監督が施工する様子を撮影しました。

次に屋根を支えるための小屋組みです。
まず小屋束という短い柱のような部材を設置していきます。
更にその上に母屋という部材を載せていきます。

母屋を設置し終わったら、垂木が掛けていきます。
今回は小屋裏を設けましたので、構造上出てくる小屋束を化粧柱としているようです。
保護のための紙が見えますね。

最後に屋根の下地となる野地板を設置して完了です。

以上でK様邸の上棟のレポートを終えます。
次回は内部施工と断熱をお伝えいたします。