ベスト・プランニングの衛藤です。
更新がすっかり遅くなってしまいましたが、今回は相模原市H様邸の上棟をレポート致します。

5/10/2018
午前中はあいにくの雨模様でしたが、上棟を実施いたしました。
今回は大工さん7名、現場監督、クレーン屋さんと私でスタートです。

土台の上に材料が載っており、ブルーシートで覆われているので外して組み立てていきます。
まずはほぞ穴に柱のほぞを差し込んで立てていきます。今回は写真右側に見えるように、おしゃれな柱の連なりがあります。
化粧された柱を連ねることで、意匠性のある目隠しになります。出来上がりが楽しみです。

柱を差し終わったら、梁で柱同士を結合していきます。化粧柱が連なる部分はみんなで協力してほぞを差し込んでいます。
この梁は重量がかなりあるので、クレーンで吊って下ろしていきます。

梁が組まれたら、「下げ振り」という道具を使って鉛直をみて、仮筋交いで固定をしていきます。
(下記写真のうち、斜めに入っている部材です)
その後、構造用金物を使って、それぞれの梁を結合していきます。
数が多いのでみなさんで分担して金物を差し込み、ボルトで締結していきます。

2階は梁の間隔が狭く、支持点が多くなるため剛床構造を採用しています。
28mmの厚い合板を用いることで床の面外剛性(下に曲がる剛性)と家全体の捩じりに対する面内剛性を高めています。
面内剛性が高まることで主に地震荷重によるねじり荷重を適切に壁に伝達することができます。

床を貼り、二階の柱を立てたところで、午前中の作業は終了です。
午後は二階の梁の組み立てから開始です。天候はうってかわり清々しい晴れになりました。
下記の写真は金物を設置している様子です。梁の上に載っている部材は火打梁と言い、隅部に用いる水平部材です。
この部材も荷重による変位/変形から水平面の形状を保持するための部材です。

いよいよ小屋組みです。まずは小屋束を柱と同様に立てていきます。そしてその上に母屋を架けていきます。
屋根を支える部材ですので、高さが中央から縁にかけてだんだん低くなっていきます。

母屋を架けた後は、垂木を置いていきます。屋根の下地となる野地板を最初に支えるのはこの部材になります。
今回は妻側から撮影してみました。

最後に野地板を貼れば、屋根の下地は概ね完成です。上棟時には破風の下地も同時に貼っていきます。
こちらは大工さんが一枚一枚加工していきます。屋根の手前に見えているのが破風板の下地です。
耐力面材として採用しているモイスTMも見えますね。モイスは施工を考慮して上棟時に貼ってしまうものもあります。
この後、屋根には透湿防水シートが屋根屋さんによって施工されます。

夕方17時半ごろ上棟作業は完了しました。
1日で一気に棟が上がり、家の形が出来上がるので素晴らしい時間に思います。
今回の上棟に関するレポートは以上です。
次回は断熱施工についてレポート致します。