ベスト・プランニングの衛藤です。
今回はH様邸の上棟に関する建築レポートを載せていきます。

9/9/2017
清々しい秋晴れの中、上棟(建前)を開始しました。
現場では朝早くから大工さんが集まり、クレーン車を使いながら進めます。メンバー大工さん8名+現場管理者2名の10名です。

施工前準備:大工さんが続々と集まり、ツールや装備品を足場周りに置いていきます。

土台:前日まで敷設を完了した土台。土台には「ほぞ穴」と呼ばれる穴が開いていて、その中に柱のほぞを差し込んでいきます。

通し柱:1階から上部まで貫いて通る通し柱。4寸(約120mm)の柱は重量もあるので二人で慎重に差し込みます。

1階梁設置:1階の梁を柱に差し込んでいきます。この梁は2階の床板の荷重も受けます。また、このように外周部をぐるりとめぐる横架材を胴差しということもあります。ほぞ穴がいくつも空いているので、数人で慎重に差し込んでいきます。

その他梁の設置1:徐々に1階部分が出来上がってきました。大工さんたちのチームワークが良く、分担作業を阿吽の呼吸でしていきます。

その他梁の設置2:梁が大分仕上がってきました。金物でそれぞれを締結する準備をしていきます。

調整:”下げ振り”という道具で柱の垂直や建物全体の垂直を確認します。
歪みを直した後、仮筋交いで固定していきます。これは仮止めで後ほど外します。

2階床設置:2階は弊社標準では28mmの剛床を採用しています。クレーン車で材料を上げ、素早く設置していきます。こちらも敷く人と締結する人の分担作業です。
午前はここまで、お昼休憩後再開です。
午後は二階より上を進めていきます。

2階梁:2階の柱を1階と同様に設置したのち、2階の梁を設置していきます。

小屋組み:屋根をかけるための小屋組みを行なっていきます。今回は寄棟で2階の形状がL型なので写真の様な小屋組みが作られていきます。ここでも1階同様筋交いで直交を微調整して固定していきます。この筋交いを雲筋交いといいます(雲筋交いは仮止めではありません)。

垂木設置:小屋組みが終わったら垂木をかけていきます。垂木と垂木が合流するところには隅木という5角形の断面をした部材を使用します。上方から眺めると、非常に美しい形に見えますね。

破風設置:棟梁が加工した破風板を設置していきます。上記写真は下屋部分の破風です。

破風完成:完成後の破風と設置したダイライトの(一部)の様子です。

野地板設置:最後にすべての野地板を貼り、完成です。随分日が落ちてきました。
この後、上棟式を実施し、簡単に清掃してこの日は終了です。
今回のお施主様もかなり建坪が大きく、建物にかなりの存在感がありますね。
最後までご覧頂きありがとうございます。
次回は内部施工についてレポート致します。