建築現場レポートReport

海老名市O様邸 内部施工1

ベスト・プランニングの衛藤です。

明けましておめでとうございます。今年も何卒宜しくお願い致します。

 

今回は前回に引き続き、海老名市O様邸の内部施工1回目のレポートをお送りいたします。

OBの方々をはじめ、ご検討中の方、基本契約設計をされた方など多くの方に読んで頂いており、光栄です。

今年は工事が非常に立て込んでおり、大きな遅延を発生させてしまいました。

少しでもキャッチアップできるように頑張って参ります。

 

 

2020/8/1 撮影

大工さんは上棟が終わったら大工さんはまず雨仕舞を進めます。

少しでも雨が入らないように、入っても乾きやすいように施工順序を工夫しながら、周囲を囲っていきます。

この日は外周部の耐力面材であるモイスを施工しました。

モイスは耐震性をかなり高めるだけでなく、透湿性と調湿性が非常に高い建材です。

シロアリにも高い抵抗力がありますので、1階の耐力面材としては最適です。

 

非常に重く固い建材ですので、大工さんにとって取り回しがしづらくかなり辛い作業ですが、いつも丁寧に貼っていただいています。

 

 

窓周りは窓を支えるための構造が造作されます。

下方には間柱を設置し窓台、方立、まぐさが組まれました。

各構造物の下方に見えるのは黒い防蟻材です。防蟻材は自然素材由来の炭の防蟻材です。

弊社ではモイスの防蟻性能、防蟻材、米ヒバの土台の合わせ技でシロアリ対策をしています。

防蟻を気にされる方にはホウ酸による防蟻処理をお勧めしています。

 

 

次は2階の構造です。2階はすでに耐力面材が施工されています。

このころには上棟時に設置した仮筋交いを外し、筋交いには筋交い金物が取り付けられます。

 

 

ベランダは上棟後に大工さんが最初に取りかかる工事です。

ベランダは屋根がかからないため、防水上の弱点になります。

そこでベランダの造作をすぐに行い防水屋さんに防水工事を行ってもらいます。

防水はFRP防水といって、ガラス複合材の防水が標準仕様です。

大工さんが作った下地の上に、ガラス繊維を敷き、樹脂を含侵させて表面を整えれば完成です。

ベランダは雨漏りの原因になりやすい部分のため、丁寧に施工をしてもらっています。

 

 

今回のレポートの最後は外観で終えたいと思います。

外観は家の美観に関わる重要なデザインです。

意匠性は形状と色などのデザインと質感などで決まります。

特に写真の様に玄関がある正面デザインがファサードと呼ばれる大事なデザインです。

屋根の形や家の凹凸で表情が決まりますが、凹凸があるほうが良いわけでもなく、狙った雰囲気にするようにデザインした方が良いです。

と言っても間取りとも関係するため、私個人的には間取りを優先させた方が良いと考えています。

(窓の高さや大きさなどのデザインはある程度優先度を上げてもよいですが、間取りは更に大事と考えます。)

O様邸では2階の間取りが比較的小さくなりましたので、1階との面積の差分を下屋の形で吸収していますが、これをファサードに持ってくることで、表情をつけることができます。

また下屋は弊社の厚みのある軽量瓦とも相性が良く、伝統的な日本家屋に近い雰囲気とすることができます。

 

また、弊社の外壁材はALC+塗装剤です。

ALC自体がそもそもコンクリートの1種ですので、素材そのものが持つ表情は固いです。

この堅牢な素材を生かして固い雰囲気とすることもよいですし、表情を和らげるためにデザイン性のあるパターン(模様)をお選び頂き、柔らかい色調の塗装を使うことで、優しく有機的なデザインとすることもできます。

 

・・・とここまで書きましたが、写真はまだ外壁を貼る前です。凹凸感を見て頂けたらと思います。

完成形は後のお楽しみということで。

 

 

以上で今回のレポートを終えたいと思います。

次回は断熱施工についてレポートする予定です。