ベスト・プランニングの衛藤です。
今回は厚木市A様邸の上棟に関して建築レポートを載せていきます。

2/15/2018
天候が悪く、寒い日が続きましたが、当日は朝から天候に恵まれました。
早朝から建前のために大工さんが集まってきました。
今回は大工さん8名+現場監督+私とクレーン業者さん1名、プレカット屋さん1名、交通整理ガードマン2名でスタートです。昨日までに1階の柱などの材料が土台の上に置かれています。

まずは土台に柱をのせていき、胴差と柱をほぞ&ほぞ穴で組んでいきます。下から俗に「八戒」と呼ばれる棒で梁を支える人と柱を持ってほぞと穴を合わせる人、木槌で上から叩いて入れる人の作業分担で進められます。確認の声とトンカントンカンという槌音は、建前の活気と趣きを感じさせます。

2階の梁は主要な大きい(梁せいの高い)ものから取り付けられていきます。重たいものはクレーンで吊って下ろします。
クレーン作業者に合図を出す人、下で確認する人、木槌で叩いて入れていく人と作業分担は何も言わずとも大体決まっているようです。

2階の梁を入れた後は、2階と1階で分担作業し、1階の人は「下げ振り」という道具を使って鉛直を見て、「屋起こし」という突っ張り棒で歪みを調整していきます。

1階は根太工法、2階は剛床工法が弊社の標準です。2階には厚さ28mmの厚い合板を貼っていきます。
2階は密に入っている梁が支持点となって、荷重による面外変形(下向きの変形)が小さくなることと、床面の面内剛性を上げることで家全体の捩り剛性を上げることができます。
一方、1階は大引きだけでは支持点が長くなり、面外変形が大きくなる恐れがあります(当然合板の板厚により決まりますが)。そこで1階では支持点間隔が短くなり、面外変形を抑えられる根太工法を採用しています。

午前中はここまでです。
午後はお昼休憩のあと、2階の軸組から開始です。柱を立てて、梁を載せていきます。

2階の梁まで組み上がりました。手前には火打梁が見えますね。
今回は小屋裏があるので、床板を一部に貼っていきました。

最後に小屋組です。小屋束を立てて、母屋(軒行方向の部材)を載せていきます。
ここでも鉛直や平行を見ながら、雲筋交いで固定をしていきます。

今回は一部束を立てず、母屋を掛けない空間があるので、荷重が伝達できるように登り梁を使います。

次第に日が暮れてきました。
最後に垂木を掛けて、その上に野地板を貼って大工さんの工事は終了です。
屋根屋さんによって防水紙が貼られます。

野地板を設置している間、一部の大工さんによって「破風板」や垂木の先端を隠す「鼻隠し」が付けられていきます。
他のプレカット部材と異なり、ここでは現場に合わせて大工さんがカットしてきます。

これで上棟は終了です。早朝から始まり、午後5時前に終了しました。
この後は上棟式を実施して、解散となりました。(上棟式の写真は引渡し前後にお渡し致します。)
以上、厚木市A邸の上棟の様子についてレポート致しました。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
次回は内部施工の1回目についてお伝えする予定です。