ベスト・プランニングの衛藤です。
今回から大和市O様邸の建築現場レポートをお送りいたします。
初回は基礎と土台の施工についてお伝え致します。

2019/10/7 撮影
O様邸は土地探しからお手伝い致しました。写真の様に角地で日当たりは良好です。もともと土地と道路に少し高低差がありますが、高低差がある場合は地盤面を高いまま、必要な面(駐車スペースなど)を切り下げる計画を行う場合が多いです。地表をさらうと、残土処理費が高額になってしまうだけでなく、大雨の際にも地盤面が低い時よりデメリット大きいと考えます。地盤の低い面と高い面の高低差についてはどのような土留めを行うか、外構を行うかについて建築工事前にあたりを付けておく必要があります。

2020/1/30 撮影
基礎工事はまず遣り方といって、建築工事を行う部分の周囲を囲い、どの部分に家を建てるか決める作業から入ります。図面自体で建物位置が指示されていますので、実地においてどの部分か明確にする作業になります。
その後、整地を行い、基礎の外周部を掘りこむ根切りを行います。写真はまさに根切りの最中です。根切りを行った後は砕石を敷き、捨てコンと呼ばれるコンクリートを流し込み、コンクリートを打つ下地を作ります(外周部)。その後型枠を付け、配筋を行った後、底盤面と立上り面に分けてコンクリートを打つことになります。
今回もコンクリートを打つ際の写真が取れなかったので、完成後について次の写真でお示しします。

2020/2/20 撮影
コンクリートを打った後は型枠を外し、仕上げます。その後床下エアコンを採用されている場合は、私がコンクリートに防塵塗装を行います。下記では防塵塗装後の様子を撮影しました。
外周部には立上り部の断熱材が見えています。底盤面の断熱材は外周部に幅500mm程度でぐるり一周敷きこまれます。更にコンクリート底盤面の下側には、コンクリートを打つ前に同様の断熱材を前面に敷いています。このようにすることで、基礎と地面からの熱影響を極力減らすことができます。

2020/2/21 撮影
この日は土台敷がおこなわれました。土台敷は大工さんと現場監督さんで行います。
土台には米ヒバという防蟻性の高い木材を使っています。
パッキンを挟み、その上に土台を敷いていきます。土台と基礎はアンカーボルトで締結を行いますので、その位置に穴をあけ、金物で締め込んでいきます。
土台は重量による圧縮荷重を伝えるだけでなく、水平方向の荷重を摩擦力で伝える役割もあります。
下記の写真では大工さんが墨を付けている(ケガキ線を入れている)ところです。

コンクリートの上の土台以外にも、コンクリートの無い部分にも大引きという部材を配置します。
大引きには支持点を設ける為、鋼製束を立てていきます。鋼製束はこの時点で一度調整し、建築中にも都度調整しますが、お引き渡し後に木の収縮などで床鳴りが起こり、若干調整する場合もあります。
写真では大工さんが大引きに束を取り付けている様子が写っています。

以上で、O様邸の基礎と土台のレポートを終えます。
次回はいよいよ上棟です。