一級建築士事務所ベスト・プランニング

  1. HOME
  2. 建築現場レポート
  3. 川崎市N様邸 内部施工3(完成)

建築現場レポートReport

川崎市N様邸 内部施工3(完成)

ベスト・プランニングの衛藤です。

4連休中は大変多くの方々に展示場にお越しいただき、ありがとうございます。

22日はまだ空きがございますので、ご見学希望の方はお電話若しくはお問い合わせフォームよりご連絡頂けたら幸いです。

今回はいよいよ川崎市M様邸の最終回の完成の様子をお送りいたします。

12/7/2019 撮影

まずは玄関から見ていきます。玄関はカウンターと吊戸棚の玄関収納を設置しました。

玄関収納は下から上まで棚となっているものや、カウンターと組み合わせたコの字型のもの、カウンターだけのものなどいくつか組合せがあります。収納計画と合わせてお選び頂くことをお勧めしています。

玄関ドアはヴェナートD30を採用しました。

玄関土間からは直接アクセス可能なウォークインの収納が計画されました。収納はe・ra・boといいう自由度の高い収納を入れています。この収納は可動棚やハンガーなどを好きに組み合わせて設置することが可能です。

こちらは1階のトイレです。設備はお施主様にTOTOやLIXILのショールームに行って頂き、弊社の標準仕様を見て頂いたうえで、ご選択頂きます。その場で細かい変更も可能です。

N様邸では1階のトイレはほぼ標準仕様のものをお選びいただきました。

次はN様邸のリビングです。特徴的なのは大きなリビングと大きな吹抜けです。ダイニング部分は天井が通常の高さですが、リビングで大きく吹き抜けとしていることで、空間の広がりをより感じることができます。

前回お伝えした塗り壁はこの写真ではちょっとわかりづらいですね。

キッチンの隣にはちょっとしたワークスペースも設けています(といっても結構幅がありますが)。家庭共用のPCや子供のちょっとした勉強など使い方は様々ですね。

キッチンはTOTOのミッテを採用頂きました。背面には大きなカップボードが設置されています。窓に対する吊戸棚の配置もピッタリですね。こうした細かい調整ができる点も、注文住宅の良い点かと思います。

お風呂もTOTOのものを採用頂きました。天井を除き全ての面にオシャレな面材を使っていますね。最近はTOTOもLIXILも掃除しやすいお風呂となっているようです。特にTOTOは「ほっカラリ床」という床で、弊社の床下エアコンとの相性もばっちりで、冬も全く寒くありません。浴槽は腰掛けられるタイプ(ラウンド型)の浴槽をお選び頂いています。形状は「クレイドル」「スクエア」「ラウンド」とお選び頂けます。中に張れるお湯の量は異なりますが、完全に好みなのでショールームで実際に座ってみて決めるのが良いと思います。

次は洗面台です。N様邸では幅900mmサイズ3面鏡付きのものを採用頂きました。標準仕様では750mmのものになりますが、左右のちょっとしたものを置くスペースが小さいので、洗面室の広さを確保できる場合は900サイズとして頂いた方が使いやすいかもしれません。

次は1階に設けられた和室です。和室は大壁とはなってしまいますが、無垢材で床の間も作ることでお客様を迎えたり、リビングと異なる雰囲気で、くつろぐ空間として使用することも可能です。

写真左側には塗り壁の模様が照明に反射して見ることができます。さりげないデザインで主張しすぎない内装となりました。

次は階段部分です。リビングや吹き抜けと一体の階段がN様邸のハイライトではないでしょうか。階段には木製の手摺を設置し、下部のスペースには床下エアコンとテレビなどAV機器を置くことのできるスペースを取りました。吹き抜け部分には照明も設置し、夜も明るい空間になっています。

この階段は大工さんもこだわりを持って製作していました。特に階段が折れている部分の親柱の設置には見え方がおかしくならないように、あれこれ考えて施工をしたとのことです。踏板部分に柱がぴったり食い込む加工はとても難しそうですね。

吹抜けは上から眺めるとまた違った景色を見せてくれます。上部にはシーリングファンも設置され、ペンションで見られるような雰囲気も漂わせています。撮影では広角レンズを使用していますので、全体が写っているため広さが伝わりづらいですが、実際には階段を含めると6畳の吹抜けです。

次は納戸です。納戸や収納には写真の様に作り付けの棚が大工さんにより作成されることが多いです。N様邸では下方には深さのある棚を、上には俗に枕棚と呼ばれる深さの浅い棚を設置しました。こちらは用途に応じてお選びいただくのが良いですが、このようにしておくことで上の物品も下の物品も取り出しやすい状況になります。

N様邸では建具(扉)にルーバー付きの扉をご採用頂きました。現在弊社の夏冬の温熱環境はかなりの水準まで向上しました。冬はエアコン1台で十分暮らせるレベルとなりましたが、夏は自然対流による空気の循環が起こりづらく、間取りや一時的な日射取得によっては冷えづらい部屋が出てくることが課題です。

2次元モデルでも有限要素法などで熱流体の数値解析ができるとかなり正確に当たりを付けることができると思われますが、1棟1棟の間取りも異なり数値解析ソフトも高価なことからそこまではできていないのが現状です。

設計の段階である程度こうした空気の流れを想像しながら計画を実施しますが、このようにドアを開けずとも一部をルーバーとして空気を通しやすくしておく工夫も良いと考えます。鴨居(ドアの上)に空気を通せる窓を付けるタイプもありますが、こちらは夏の冷気を入れる観点で効果が薄いという弱点があります。

次は2階の廊下に設けられた洗面化粧台です。TOTOのモデアシリーズを採用頂きました。

コンパクトですっきりした洗面台ですね。

次は2階の吹き抜けの袖壁に設けられた書庫です。予め計画されていたので、現場監督さんがこの棚を作成し、壁に埋め込む形で仕上げてあります。予め計画をしておくと、このようにスペースを有効活用することができて非常良いですね。

こちらは寝室です。この部屋専用のウォークインクローゼット(写真左)と作業用のカウンター(写真右)を設置しました。この部屋にもWOODONE のピノアースという無垢材が使用されています。N様邸ではコストとのバランスをとり、人が留まる場所に無垢材を、あまり留まらない場所に突板タイプのフローリングを使用されました。N様邸では全体的に緩急をつけてバランスよく仕様をお選びいただいたように思います。

それでは最後に外観です。外壁にはビーラというタイプの模様を使用しています。

以上でN様邸の最後のレポートを終えます。

なお、今回のN様邸の気密測定の結果は、C=0.3 [cm2/m2]でした。

N様は2018年の年末に基本設計契約されたお客様です。非常に温厚なお二人ですので、仲良く仕様を決めて行かれたことが一番印象に残っております。家の仕様は事前に補助金を取るべく、計画的に下準備をされていらっしゃったので、結果、全体的に細かい部分まで配慮された家づくりができたと感じております。

敷地に関しても、弊社は購入には関わっていないのですが、地域、土地の広さ共に必要十分で適切な土地を見つけられたのも、ご夫婦が慎重に丁寧に進められた結果なのではないかと思います。

N様にも弊社の冬暖かく、夏涼しい家で末永く温かい家庭を築いていかれることを願い、本レポートを終えたいと思います。最後まで読んで頂き有難う御座いました。



各種お問い合わせ、見学会への事前予約などはこちらからお受けいたします。

0467-38-8145